メンタルヘルスエッセイ
- 知・情・意(1) 2010年04月16日掲載:第305話
- 病(3) 2010年04月14日掲載:第304話
- 病(2) 2010年04月12日掲載:第303話
- 病(1) 2010年04月09日掲載:第302話
- 講(3) 2010年04月07日掲載:第301話
メンタルヘルスエッセイ 第305話 知・情・意(1)
“智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。“
かの有名な夏目漱石の、草枕の冒頭の一節である。
実はその後に続く一節の方が、
復職に関連した表現で面白い。
(草枕:新潮文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第304話 病(3)
文化人類学者の山口昌男氏いわく、
「病いは身体との惰性化したつき合い方を再検討し、
別の生を生きなおすきっかけをわれわれに与える」と。
「トイレに座る時間は、最大3分間とする」
「いきまない、踏んばらない、頑張らない」
でも、“分っちゃいるけど止められない”のでしょうね。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第303話 病(2)
過度に誠実、念入りで、そのうえ頑固で注意深くて、
細部にわたる正確さを期し、柔軟性に乏しい状態を、
精神科の専門用語で「強迫性」の人格障害とも言う。
「強迫性」と言えば、真っ先に思い浮かんでくるのが、
毎朝トイレで長時間、唸り続ける痔主さんの姿である。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第302話 病(1)
病(やまい)を辞書で調べてみると、
「病気」の次に、悪い「癖」とある。
自分の「癖」に、全く気づかない人もいるが、
“分っちゃいるけど止められない”人もいる。
無くて七癖、「病」ともども厄介な存在である。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第301話 講(3)
そう言えば、勉強ができなかった同級生も、
放課後の野球では、エースで4番をつとめ、
写生や書道の大会では、入選の常連だった。
ところが、進学して社会人になるにつれて、
学力や仕事の能力のみが評価の対象となり、
そこで、大きな失敗や挫折をしてしまうと、
救済・浮上するチャンスを奪われてしまう。
過重労働や長時間労働に耐え抜く人たちは、
講(クラブ)が拠り所となっているようだ。
〜 writer : ろうたん 〜