メンタルヘルスエッセイ
- 抑鬱病(1) 2010年03月08日掲載:第290話
- 犠牲(3) 2010年03月05日掲載:第289話
- 犠牲(2) 2010年03月03日掲載:第288話
- 犠牲(1) 2010年03月01日掲載:第287話
- 貧困(3) 2010年02月26日掲載:第286話
メンタルヘルスエッセイ 第290話 抑鬱病(1)
「幸福論」で有名な、哲学者のアランいわく、
“抑鬱病の人には、わたしはたった一つしか言うことがない。
「遠くを見よ」と。“
暗闇の海に漂うクライアントにとって、
産業医は、燈台の如き存在と言えよう。
(幸福論:集英社文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第289話 犠牲(3)
早期退職者や勧奨退職者のみならず、
病気休暇や長期休職という形式にて、
犠牲者が隠蔽されている場合も多い。
こうした難局打開のキーワードは、
「多元性と寛容の精神」であると、
著者の佐藤優氏は、強調している。
(国家と神とマルクス:角川文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第288話 犠牲(2)
犠牲者を英語に訳せば、scapegoat(スケープゴート)、
日本語で言えば、人身御供(ひとみごくう)となろう。
「一般理念」を「企業理念」に置き換えると、
企業が社会から、変化や存在意義を追及され、
倒産・合併などの離散集合が盛んなりし昨今、
決まってそのツケは、リストラという形式で、
一個人がその犠牲者となってしまうのである。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第287話 犠牲(1)
偉大なる哲学者ヘーゲルいわく、
「個人は一般理念のための犠牲者となる。
理念は、存在税や変化税を支払うのに
自分の財布から支払うのではなく、
個人の情熱をもって支払いにあてるのです」と。
(国家と神とマルクス:角川文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第286話 貧困(3)
休職初期は十分な休養と治療が必要であるが、
復職に向けて、生活リズムを整え始める頃の、
カウンセリングや認知行動療法などの併用は、
コミュニケーション能力のステップ・アップ、
つまり、「貧困」解消の取り組みなのである。
〜 writer : ろうたん 〜