メンタルヘルスエッセイ(過去)0057

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第285話  貧困(2)
正社員と接する機会の多い産業保健の現場では、
衣食住に困るケースに遭遇する事はまず無いが、
対人のコミニュケーション能力の不足によって、
うつ病となって、休職してしまうケースは多い。
コミニュケーション能力を、一つの潜在能力と仮定すれば、
家庭・職場・社会における、新たな「貧困」の出現である。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第284話  貧困(1)
ノーベル経済学賞に輝く、アマルティア・セン氏いわく、
「貧困はたんに所得の低さというよりも、
基本的な潜在能力が奪われた状態と見られなければならない」
その潜在能力とは、「十分に栄養をとる」
「衣料や住居が満たされている」という生活状態に達するための、
個人的・社会的自由を指している。
(反貧困:岩波新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第283話  生/死(3)
死者と休職の違いと言えば、
死者は屍体への一方通行であるのに対して、
休職は復職あるいは退職への双方向である。
不幸にして、退職を迎えたとしても、
休職という期間で、心の整理をつけ、
新たな人生を歩み始めるのであろう。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第282話  生/死(2)
長らく休職していた社員が、
主治医の復職許可をもらい、
リハビリ勤務を始める時は、
生者→死者→屍体に例えれば、
復職→休職→退職となろうか。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第281話  生/死(1)
「生きるか死ぬか」、ややをもすれば、
命さえ、二分法的に捉えられがちだが、
生者と屍体の間に、死者という存在を立てて、
弔ったり、喪に服したり、時間を重ねながら、
我々は、人の死を受け容れてゆくのであろう。
(死なないでいる理由:角川ソフィア文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

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