メンタルヘルスエッセイ(過去)0047

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第235話  自己決定(3)
中には、自分の希望が叶わないと、
やれ労災だ、やれ労基署だ、と騒ぎ出し、
権利を主張するクライアントもいるが、
問われているのは、私傷病が寛解に至った今、
会社から提示された就労条件で、
復職するのか、休職延長するのか、
つまり、自己決定なのである。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第234話  自己決定(2)
主治医からの復職許可をもらって、
リハビリ出勤の準備がスタートするが、
希望通りの職種・部署になるとは限らない。
建前上は、現職復帰が原則であるために、
同じ職種・同じ部署の場合も、得てして多い。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第233話  自己決定(1)
上司からのパワハラ、モラハラ、・・・
そうした事がきっかけで休職した場合、
産業医のフォロー面接の内容は、
しばらくの間、クライアントの愚痴が中心となる。
そのうち、話すネタも尽きてきて、
会話が膠着状態に陥ってくると、
いよいよ、自己決定の出番である。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第232話  みなし(3)
そうした視点から、改めて考え直してみるならば、
「うつ病」も、社会的「みなし」ではなかろうか。
一応の診断基準や投薬方針はあるものの、
治療に反応するかどうかも、曖昧である。
ましてや、復職できるかどうかとなれば、
「やってみなけりゃ分からない」が本音である。
リハビリ出勤や就業制限等を試みながら、
どれだけ周囲の合意・理解を得られるか。
ようやく、辿りついた「みなし」労働が、
「名ばかり」から「裁量」へ変わる時を、
ひたすら待ち続ける、産業医面接の日々である。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第231話  みなし(2)
論客の生物学者である池田清彦氏によれば、
「死はプロセスであってポイントではない」。
従って、心臓死であれ脳死であれ、
判定基準は、一つの社会的「みなし」である。
「みなし」であれば、家族や親類縁者、
会社の同僚や近所の住民などなど、
幅広く、納得・共感できる必要があろう。
(脳死臓器移植は正しいか:角川ソフィア文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

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