メンタルヘルスエッセイ(過去)0045

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第225話  孤独(2)
自身の孤独をテーマに、数々の優れた作品を遺した、
文豪「漱石」の研究家でもある、三浦雅士氏いわく、
「人は孤独になってはじめて全体に向き合うことができる」、
「群れのなかにあって群れを描くことはできない」、
「ただ孤独だけが群れを俯瞰させるのだ」と。
(漱石 母に愛されなかった子:岩波新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第224話  孤独(1)
メンタル疾患で休職に入ったクライアントにとって、
ある一定の療養期間が過ぎれば、そこからは孤独との戦いである。
曲がりなりにも、働き続けていたうちは、
群れから離れることは無かったけれども、
今や完全に、会社を離れた一人旅である。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第223話  寛容(3)
しかし問題は、休職期間が満了に近づいて、
職場復帰の可能性を見極める時なのである。
評論家の池田清彦氏いわく、
“敗者の嫉妬と怨念とルサンチマンを、
和らげるのは勝者の「寛容」以外にない“。
会社や産業医がクライアントに対して、
どこまで「寛容」で在り続けるべきなのか、
未だに答えの見つからない、永遠のテーマである。
(やがて消えゆく我が身なら:角川ソフィア文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第222話  寛容(2)
本来、「私傷病」による長期間の欠勤は、
労働契約上の債務不履行に相当して、
正当な解雇時由とみなされるものである。
しかし、はけ口を外部に求められず、
「私傷病」で苦しむクライアントに対して、
会社側は、解雇「猶予」措置として、
休職規程を適用するのが一般的である。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第221話  寛容(1)
競争原理に任せて、突き進んだ結果が、
いわゆる、「格差社会」の出現である。
恨み辛みを溜め込んだ、社会的「弱者」は、
そのはけ口を、暴力的に外部に求めやすい。
テロや戦争・無差別殺人などは、有形の暴力であり、
繰り返し報道される、不祥事や不法行為に対する、
過剰なまでのバッシングは、無形の暴力である。
〜 writer : ろうたん 〜

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