メンタルヘルスエッセイ
- 職業(2) 2009年08月17日掲載:第215話
- 職業(1) 2009年08月05日掲載:第214話
- 自由/服従(3) 2009年08月03日掲載:第213話
- 自由/服従(2) 2009年07月31日掲載:第212話
- 自由/服従(1) 2009年07月29日掲載:第211話
メンタルヘルスエッセイ 第215話 職業(2)
一般的に、仕事は人が選ぶものと考えがちですが、
実は、仕事が人を選んでいる側面もあるのです。
子どもが好きでなければ、小学校の教師は続かない、
生きる事への執念がなければ、医療職は務まらない、
真理への探求心こそが、学者や研究者の原点である・・・。
こうした視点は、アウトサイド・イン、
外から内への「社会理解」が中心であると言う。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第214話 職業(1)
学業を修了して、社会人としてのスタートの前に、
どんな仕事を選択するかが、問われるものである。
自分に合った仕事だから・・・、
自分がやりたい仕事だから・・・、
自分が楽しく働ける仕事だから・・・、
職業社会学が専門の梅澤正氏いわく、
こうした視点は、インサイド・アウト、
内から外への「自己理解」が中心であると言う。
(職業とは何か:講談社現代新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第213話 自由/服従(3)
社会学者の数土直紀氏によると、
服従と言う名の自由から、真に解放されるためには、
内なる規則を学習しながら、外の異なる規則を意識して、
帰属組織の規則を、絶えず相対化する必要があると言う。
セクハラ・パワハラ・モラハラなどの、社会的な問題も、
こうした、相対化・標準化を怠った所にも原因があろう。
(自由という服従:光文社新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第212話 自由/服従(2)
ところが、社内の規則が必ずしも、
社外の規則と一致する事はなくて、
獲得した自由が有効性を保ち続けるのは、
あくまで、社内規則の遵守が前提となる。
つまり、服従と言う名の自由なのである。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第211話 自由/服従(1)
新入社員として、オリエンテーションを受けて、
数々の社内研修や実践業務を積み重ねるうちに、
一人の担当者として、裁量権を徐々に獲得して、
昇進するにつれ、その権限の幅も拡大してゆく。
つまり、社内での自由度が増してゆくのである。
〜 writer : ろうたん 〜