メンタルヘルスエッセイ(過去)0036

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第180話  統合(2)
街に出ると、特によく目立つのが、
つま先を大きく開いて歩くサラリーマンと、
手を大きく左右に振って歩く女性たちである。
いずれも、体の重心が不安定なため、
辛うじて、手足でバランスを取っている、
苦肉の対応策の一つなのである。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第179話  統合(1)
中村雄二郎氏によれば、
人間の感覚には3種類あって、
1つめは特殊感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、平衡感覚)、
2つめは体性感覚(広義の触覚、運動感覚)、
3つめは内臓感覚(臓器感覚、内臓痛覚)、
こうした3つの感覚を統合する中心は、
体性感覚であると言う。
(統合失調症:ちくま新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第178話  優位/劣位(3)
ところが、そんな下請け業務の数々は、
最近では、派遣社員に置き換わっており、
彼らが、そうした抵抗手段に打って出れば、
即、契約打ち切り・失業が待っているだけ。
契約社員として、何度も転職を繰り返したり、
「うつ病」で休職する人が増えている事実も、
このように考えれば、納得のゆく話であろう。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第177話  優位/劣位(2)
その背景には、昇進や昇給などのキャリア・アップが示されて、
ある程度、将来に向けて希望や手応えが掴めるサラリーマンと、
人事考課や業務の責任分担から取り残され、
サラリーマンの下請け業務に限定されて、
希望が持てないOLたちの不満がある。
そうした、抑圧的・限定的な職場環境下での、
ささやかな抵抗が、先の「総スカン」であろう。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第176話  優位/劣位(1)
「優位の劣位性」「劣位の優位性」とも呼ばれ、
ジェンダー研究者の小笠原祐子氏によれば、
OLとサラリーマンの関係が正に該当する。
優位にあるはずのサラリーマン(上司)が、
腫れ物に触るように、OLたち(部下)に気を使い、
逆に、劣位にあるはずのOLたちが、
総スカンで上司を罠に落とし込む。
(OLたちのレジスタンス:中公新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

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