メンタルヘルスエッセイ(過去)0035

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第175話  社会不安障害(3)
従って、SSRIを用いた治療によって、
セロトニン神経を介して、過剰な反射を抑制すると同時に、
思考過程の退化、すなわち「思い込み」を取り除くため、
認知行動療法などの併用も必要となってくる。
「こんな事を言ったら怒られる・・・」、
「断ってしまったら無視される・・・」。
ところが、そのクラアントの歩んできた人生は、
相手に「言わなくても」あるいは「断らなくても」、
結局は「怒られる」「無視される」人生だったのである。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第174話  社会不安障害(2)
大脳の側頭葉には、扁桃体という部位があって、
例えば、突発的な恐怖体験に反応して、
とっさの身体回避行動を取ったりする。
通常の不安感程度であれば、扁桃体に入力された情報は、
前頭葉の眼窩野へと伝達され、適切な判断や決断を仰ぐのである。
ところが、恐怖体験が恒常的になってしまうと、
身体回避行動(反射)がメインとなって、
前頭葉を使った思考過程が退化してしまう。
頭が働かず、体だけがパニック症状を引き起こすのである。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第173話  社会不安障害(1)
その昔日本では、対人恐怖症とも呼ばれていたが、
現在では世界的に、より広い概念で捉えられ、
略して、SAD(Social Anxiety Disorder)とも言う。
様々な発症要因が提起されているが、
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が有効である事から、
脳内メカニズムの障害についても、活発に議論されている。
(社会不安障害:ちくま新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第172話  適応(3)
最近では、適応障害を伴う「うつ病」が増えているが、
どちらか一方のルールに、無理やり合わせた結果でもある。
普段の仕事では冴えなくて、適応障害を起こしていても、
あるサークルの中では、主役で活躍していたりもする。
会社の土俵で戦えば、なかなか勝ち目はないけれど、
自分の土俵で戦えば、圧倒的に有利な結果となろう。
会社のルールと自分のルール、その違いを見極めて、
楽しめるようになれば、「うつ病」も卒業であろう。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第171話  適応(2)
古いタイプの日本人にとっては、
違いを違いとして、ありのままに認める事は難しく、
なんとか、お互いの違いを無くそうと必死になる。
ところが、そうした努力をすればするほど、
むしろ、お互いの気持ちが離れてしまい、
いつまで経っても、信頼関係は育めない。
〜 writer : ろうたん 〜

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