メンタルヘルスエッセイ
- 適応(1) 2009年04月15日掲載:第170話
- コレステロール(2) 2009年04月13日掲載:第169話
- コレステロール(1) 2009年04月10日掲載:第168話
- 虫垂炎(4) 2009年04月08日掲載:第167話
- 虫垂炎(3) 2009年04月06日掲載:第166話
メンタルヘルスエッセイ 第170話 適応(1)
社会人類学者の中根千枝氏いわく、
個人の適応度をはかる最もよい指標は、
現地の人々を相手にして楽しんでいるかどうかである。
楽しい=合っている、と言うよりも、
楽しい=違いが分かる、となるらしい。
(適応の条件:講談社現代新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第169話 コレステロール(2)
結局、総死亡率で比較すると、
低コレステロール群の方が、むしろ高くなってしまう。
健診結果に従って、薬剤でせっせと値を下げたものの、
そのなれの果てが、死亡率の上昇とは・・・。
まさに、「病気を診るが、患者を診ない」、
「策を重んじて人心を失う」であろう。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第168話 コレステロール(1)
ご存知の通り、コレステロールが高くなると、
心臓血管系の病気で亡くなる人が増えるけれど、
逆に、コレステロールが低下し過ぎると、
がんや感染症などで亡くなる人が増える事実は、
案外、知られていないものである。
(検査値と病気:太田出版を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第167話 虫垂炎(4)
社会人類学者のマリノフスキーいわく、
「過去はすべて現在の中にある」。
エッセイの第2話「虫垂炎(1)」では、
小学生時代に虫垂炎の手術を受けた若い女性が、
就職した職場で、人間関係によるストレスから、
甲状腺が腫れて、体調をくずしがちになった例を挙げた。
「過去(虫垂炎)はすべて現在(ストレス)の中にある」、
社会も人間の体も、共通の法則があるようですね。
(社会人類学:講談社学術文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第166話 虫垂炎(3)
精神的なプレッシャーに耐えかねて、
肝臓がその処理能力を越えた場合は、
しばしば、虫垂炎を併発するケースが見受けられる。
この男性社員の場合、4年前に虫垂を切除済みであったため、
再び襲った精神的なプレッシャーが、その行き場を無くして、
元々の虫垂周辺にあった、右股関節リンパ腺を襲ったらしい。
〜 writer : ろうたん 〜