メンタルヘルスエッセイ(過去)0033

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第165話  虫垂炎(2)
復職して間もない男性社員が、
右股関節のリンパ腺が化膿して、歩行困難となった。
微熱や腫れが治まるまでに、約一ヶ月間を要して、
先週久しぶりに、産業医面接に現われた。
「最近、精神的に大変だった社員が虫垂炎で入院したんですよ」、
と私が開口一番伝えると、
「実は、私も4年前に虫垂炎で手術したんですよ」、
と男性社員は答えた。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第164話  権威/権力(3)
権力は法的責任を問うべく、人を裁きますが、
権威は人間の内面に働きかけ、決して人を裁かず、
自らの道義的責任を痛感するきっかけを創ります。
人間は権力によっては変われず、
権威に触れる事によってのみ変わってゆける、
そんな存在かもしれません。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第163話  権威/権力(2)
家長や部長が行使するのは、
どちらかと言えば、権力かもしれません。
権威とは、自らが主張するものではなくて、
本来的・内在的に備わっていて、
思わず「納得」させられるようなものです。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第162話  権威/権力(1)
「父親なるがゆえに権威があったのではなく、
家長なるがゆえにです」と、
社会人類学者の中根氏は指摘する。
「人間的な魅力に由来する権威ではなく、
部長なるがゆえにです」と、
こんな声が何処かから、聞こえてきそうですね。
(家族を中心とした人間関係:講談社学術文庫を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第161話  やる気(3)
我々は監視や規制・拘束と引き換えに、
不確実性の低い「安心」社会を獲得し、
自由で競争が激しく、不確実性の高い社会では、
「信頼」性が、生き抜くための手がかりとなる。
山岸氏によると、「安心」社会は「地図型知性」を育て、
「信頼」社会は、「ヘッドライト型知性」を育むと言う。
長らく、「安心」社会に「適応」してきた日本人も、
「信頼」社会への転換期が近づいているのであろう。
〜 writer : ろうたん 〜

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