メンタルヘルスエッセイ
- 自由(2) 2008年12月01日掲載:第120話
- 自由(1) 2008年11月28日掲載:第119話
- 創発/協同(3) 2008年11月26日掲載:第118話
- 創発/協同(2) 2008年11月21日掲載:第117話
- 創発/協同(1) 2008年11月19日掲載:第116話
メンタルヘルスエッセイ 第120話 自由(2)
同じく、厳しい職場環境に身を置きながら、
大抵の人は、何とか乗り切って進んでゆくが、
ある人は、うつ病になって休職してしまう。
生真面目、責任感が強い、頑固で融通が利かない、自責の念に囚われ易い、
いずれも、外部から与えられたものではなくて、
自らの内部に作り上げた、不自由な一つの信念であろう。
それでも、家庭や職場環境の問題点を指摘したくなるが、
それでは仮想敵国を擁立する、テロリストの論理と同じである。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第119話 自由(1)
人間の「自由」を脅かす敵は、
外部からやって来るのだろうか。
細菌やウイルス、花粉などのように、
テロリストや異民族・異宗徒などのように。
ラトガーズ大学政治学教授のエドワード・ローズ氏は、
「自由主義は究極的には、個人や社会が受容する一組の信念」であり、
「結局のところ、個人と社会それぞれの内部の問題である」と言う。
(アメリカの世界戦略:中公新書より一部抜粋)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第118話 創発/協同(3)
頭で考えることが、「協同」とすれば、
体で起こることが、「創発」となろう。
第5話「かしこい」でも触れた事だが、
頭は体をコントロールできないが、
体は頭の暴走をストップできる。
同じステージでの「改良」が、「協同」とすれば、
違うステージへの「飛躍」が、「創発」であろう。
頭をひねり回して「改良」を続けるのか、
体を素直に受け容れて「飛躍」するのか、
あなたは、どちらの道を歩みますか?
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第117話 創発/協同(2)
「協同」とは、同じ目的のために事にあたること(大辞林より)。
例えば、禁煙や減量などの生活習慣の改善によって、
メタボリック症候群の発症予防に備えるようなもの。
ところが、禁煙してから体重が増えて、コレステロールが上昇したり、
食事療法に神経をすり減らすあまり、逆にタバコの本数が増えたりと、
目的達成のために、いわゆる「良い事」を重ねても、
逆に矛盾が表面化して、続かないケースも多くなる。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第116話 創発/協同(1)
「創発」を辞書で調べてみると、現われる、持ち上がる、
明らかになる、抜け出す、とあった。
共通点は、結果として生じた現象は捉えられるが、
そもそもの、原因や出処が分からないという事。
血圧や血糖、コレステロールの数値は把握できても、
そうなる理由については、憶測や推測の域を出ず、
ましてや、頭痛・肩こり・不眠に至っては、
ほとんど絶望的、全くお手上げ状態である。
〜 writer : ろうたん 〜