メンタルヘルスエッセイ(過去)0019

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メンタルヘルスエッセイ


メンタルヘルスエッセイ 第95話  眺望固定病(2)
ストレスを溜め込み易く、肝機能がジワジワ低下してくると、
淀んだモヤモヤを一掃するが如くに、高い発熱に見舞われる。
平日や日中は何ともないけれど、日曜の夜や朝の通勤時に、
決まって起こる、差し込む腹痛・激しい下痢。
うつ症状が現れると、やがて始まる生理不順や顔の吹き出物。
身の回りでよく起こる、「発熱・下痢・吹き出物」は、
例えば、「ストレス・仕事・うつ」に対応するのである。
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第94話  眺望固定病(1)
ニーチェによれば、一点からの「眺望」を、
まるで、永遠の実体であるかのように、
固定してしまうのが「眺望固定病」。
分かり易く言えば、勝手な思い込みである。
発熱したら、あわてて下げる、
下痢をしたら、とにかく止める、
吹き出物が出たら、薬を塗って抑えこむ。
これらも、一つの「眺望固定病」である。
(真理の哲学:ちくま新書を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第93話  逃避(3)
逃避メカニズムのもう一つが「機械的画一性」、
フロムいわく、「個人が自分自身であることをやめること」。
他人の期待に応えるべく、自分の気持ちを抑えて、
他人の賞賛を得るために、自分の気持ちを偽って、
他人の一挙手一投足に、自分の気持ちが翻弄され、
行き着く所は、自己の喪失とにせの自己の代置である。
(自由からの逃走:東京創元社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第92話  逃避(2)
「権威主義」が対象との共棲を目指すのに対して、
「破壊性」は対象を除去しようとするものである。
ひとまず、標的は自分の外部に向けられるが、
かりに、他人が破壊の対象とならないと見るや、
その矛先は、「自己」の身体に向かわざるを得ない。
「自己」の細胞を破壊し尽くす、自己免疫疾患しかり、
そして究極の姿が、「自殺」なのかもしれません。
(自由からの逃走:東京創元社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

メンタルヘルスエッセイ 第91話  逃避(1)
服従と支配への努力を、フロムは「権威主義」と呼ぶ。
ガミガミと高圧的な態度で、支配していたご主人も、
服従の限界を迎えて、末期がんで奥さんが旅立って、
すぐに後を追うように、自分もこの世を去ってゆく。
相手があってこそ、権威も振りかざせるのであって、
2階に上がったはいいが、急に梯子をはずされては、
さすがの権威も形無し、意気消沈といった所であろう。
(自由からの逃走:東京創元社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜

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