メンタルヘルスエッセイ
- 眩暈 2008年06月06日掲載:第50話
- セロトニン(2) 2008年06月04日掲載:第49話
- セロトニン(1) 2008年06月02日掲載:第48話
- 難聴(2) 2008年05月30日掲載:第47話
- 難聴(1) 2008年05月28日掲載:第46話
メンタルヘルスエッセイ 第50話 眩暈
皇后様が「めまい」で精密検査、との報道がありましたが、
「めまい」を漢字で書くと、「眩暈」となります。
「眩」は「クラます」「まよわす」、
「暈」は「ボカす」「ボカし」の意。
東洋医学の陰陽五行説によれば、
腎臓は「恐れ」の感情と関連が深い。
物事の本質や真相を「ボカされ」「迷わされ」、
常に体を緊張させて何かに怯えている状態が、
腎臓に負担をかけているのかもしれません。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第49話 セロトニン(2)
最新の脳科学の知見によれば、「セロトニン」の働きを増強するには、
歩行運動・咀嚼運動・呼吸運動・グルーミングなどの、
いわゆるリズム性運動が、より効果的に貢献するらしい。
また、光刺激も「セロトニン」神経を活性化して、
生物時計(サーカディアンリズム)を回復させる。
つまり、日光を浴びて深呼吸をしながら散歩をしたり、
バランスの取れた食事を、しっかり噛んで味わったり、
ごく当り前の事が、「セロトニン」をアシストするのである。
そして、愛する人と互いにグルーミングできれば、
復職のタイミングは、もう手の届く所にありますね。
(脳内物質のシステム神経生理学:中外医学社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第48話 セロトニン(1)
脳内ホルモンの一つである、「セロトニン」の機能低下が、
不安やうつ状態などの誘因になり易いと考えられている。
うつ病の治療に用いられる、いわゆるSSRI系の薬剤も、
その主作用は、「セロトニン」の働きを高める点にある。
一時期は、こうした薬剤にリリーフを仰ぐ事も必要だが、
いつの日か、減薬・離脱しなければならないのである。
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第47話 難聴(2)
伎巧の「伎」は「傾」に通じ、「傾く」と書いて「かぶく」と読む。
「かぶく」は「人目につくような変わった身なりや行動をする」の意で、
日本の伝統芸能の一つ、「歌舞伎」に通じる言葉でもある。
また、「伎」は歌舞するときの姿態や身の動きを指しており、
この女性歌手も、人気の絶頂期には「歌姫」と呼ばれ、
奇抜な激しいパフォーマンスで、一世を風靡したものである。
難聴という身体症状が表れた、このタイミングを捉えて、
彼女なりの新しい芸風を、模索する時期かもしれませんね。
(大辞林:三省堂、字統:平凡社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜
メンタルヘルスエッセイ 第46話 難聴(1)
先日、ある人気女性歌手の告白があって、
難聴ぎみだった左耳が、全く聴力を失ったそうである。
東洋医学では、「腎は耳に開孔する」と言われ、
難聴や耳鳴などは、腎臓の働きと関係が深い。
また、腎は「作強の官、伎巧出ず」とも言われ、
全身に精力を賦与し、粘り強さや根気を生み出す。
これまでの彼女の、歌手生活を振り返っても、
誰もまねの出来ない、強靭な体力の持ち主で、
圧倒的かつ精力的な活動しか、思い浮ばない。
(陰陽五行説:薬業時報社を参照)
〜 writer : ろうたん 〜